CHRISTIAN EDUCATION本校における宗教教育

本校の宗教教育は、キリスト教を信じることを目標とするものではなく、キリスト教の教えに基づく人間教育を行うことを目指しています。それは「神と人の前に謙虚で感謝を持って生きる人」、「生きることの意味を求めて、学びつづける人」を育てること、と言えるでしょう。

聖書の中で最も喜ばれる人間は、へりくだった「心の貧しい人」です。私たちはつい、他の人に偉そうな態度を取ってしまったり、分かったふりをしてしまったりすることがあります。そのような態度では、他の人と協力して生きていくことは難しいでしょう。聖書には人々の集まりを「身体」に例え、「目が手に向かって『お前は要らない』とは言え」ないと戒めている箇所があります。身体の部分は一つ一つが違う働きを持っていて、それらがそろって一人の人間になります。どこかの部分が特別に偉い、というものではありません。私たち人間も同じように、特別に偉い人がいるわけではありません。神の前では皆が平等です。キリスト教に基づく人間教育は、このような人間観のもとになされます。

本校では、こうしたキリスト教教育の柱として礼拝及び聖書の時間が設けられていますが、そうした時間だけがキリスト教教育ではありません。毎日の生活の中での祈り、日々の勉強、クラスや委員会での仕事、学友会活動での努力、そして教員との関わり合い。全てのなかに、「キリスト教に基づくよりよい人間になっていく」という目標が込められています。本校のキリスト教教育は、全校一体となって行われる教育です。「教えに立つ」学校として、私たちは今もこれからも歩んでいきたいと思っています。