さまざまな「文化」「価値観」を知る活動

中学生×高校生

中学3年
三矢 翔太郎 さん(写真左)

高校1年
相原 蒼 さん(写真右)

2025/04/11 (FRI)

学び

異国での多種多様な活動・交流が人種や国籍を超えた「絆」を育む

相原 僕らは2人とも2023年のアメリカキャンプに参加してスティーブンスに行ったけど、三矢は2年連続だっけ?

三矢 そうですね、2023年は相原さんと一緒にスティーブンス、2024年はヒューストンに行きました。アメリカは多民族国家だからか、それぞれの文化を尊重する雰囲気がありましたよね。

相原 そうだったね。最初は英語に興味があって参加したけど、現地の方々と一緒に生活する中で、さまざまな文化や価値観、意見を持っている人がいることがわかって視野が広がったな。国籍や背景が異なる人との絆を育めたのも、いい経験だったよね。

三矢 現地の学生とペアになって水泳をリレーで競った時は、うまく言葉が通じなくても絆を深められた感覚がありました。

相原 楽しかったな。地上10メートルに張ってあるロープをペアで渡るアクティビティを体験した時はすごく怖かったんだけど、キャンプに参加しているいろいろな国の学生たちが「大丈夫だよ!」って応援してくれて、渡り切れたんだよね。あの時の一体感がうれしかった。あと、日本の文化を紹介するイベントの日に立教池袋の仲間で折り紙や百人一首を準備して、みんなに楽しんでもらえた時は達成感があったよね。異国の地で慣れない英語で頑張ったことで、日本人同士の絆も強くなった気がする。

三矢 大変だったけど、やりがいがありましたよね。アメリカキャンプの参加者は年齢層も幅広いから、小さい子から大人までいろいろな人と話せるのも魅力だと思うし、海外の方々は積極的なコミュニケーションを大事にしていることを実感しました。

海外に出て知った日本の魅力と海外から見習いたいところ

相原 海外に出たことで、改めて日本のいいところは見えた?

三矢 食事がおいしい(笑)。あと、礼儀正しさですね。海外では「ありがとう」「ごめんね」という言葉をかけられることがあまりなかったので、日本人ならではの声かけだと知りました。

相原 確かに、買い物に行ってもアメリカの店員さんから声をかけられることはなかったけど、日本だと「何かお探しですか?」って気にかけてくれるもんね。おもてなしの国ってことだよね。一方で、アメリカ人は言葉数が少ないからこそ、何気ない一言に温かさを感じたな。例えば、「Have a good day」は「いい日になりますように」って相手の幸せを願う挨拶で、親しみやすいよね。フレンドリーなところは僕も見習いたいなって思った。

三矢 僕もアメリカに行って、自ら人に話しかける大切さを知りました。臆せずに話すと、相手も打ち解けてくれるんですよね。

相原 そうだね。まだまだ知らない文化や価値観があるだろうから、知らない世界にたくさん触れて成長していきたいよね。

言語も文化も違う国で得ることができた「積極性」

三矢 アメリカキャンプに参加したことで外国が身近になり、将来的に海外で働く、海外の人とコミュニケーションを取る仕事に就くといった選択肢が増えたように感じています。

相原 世界の人たちと関わる仕事をしてみたいって感じるよね。言語も文化もわからなくても話してみるとなんとかなるという経験を積んで、自分の成長にもつながったし、海外に出る第一歩を踏み出せたから、これから海外旅行や留学にもチャレンジしたいな。個人的にはもう一回キャンプに参加したいくらいだから、2年連続で参加している三矢が羨ましいよ(笑)。

三矢 一度参加すると、違う国や都市にも行ってみたいって思いますよね。僕はアメリカキャンプに行ったことで積極性が身についたと感じているんですが、相原さんはどうですか?

相原 僕はもともと積極的にアクションを起こすタイプだと自覚してるんだけど、現地の学生とのアクティビティを通して先陣切って動き始める力がさらに鍛えられたように思うな。

三矢 現地の学生と打ち解けるのも早かったですよね。

相原 英語で会話できたことが自信につながって、人と関わったり意見をまとめたりすることにも物怖じせずに臨めるようになったかも。それぞれに成長を実感する機会になったよね。

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