身をもって“多様性”を知る時間
中学2年
飯島 一桔 さん(写真左)
庵 貴博 さん(写真右)
2025/04/15 (TUE)
学び

「しょうがい体験」を通して知ったすべての人の安全を守るための工夫
飯島 僕は中学1年生のしょうがい体験で手を使わず絵を描くこと、2年生のパラスポーツ体験では目を使わず鈴の入ったボールを投げて点数を競うゴールボールを経験したけど、庵君は?
庵 しょうがい体験ではアイマスクをして視覚を閉ざした状態で歩くブラインドウォーク、パラスポーツ体験では車椅子バスケットボールに挑戦したよ。2つの経験をしたことで、「しょうがい」に目が向くようになったし、街の中にいるしょうがい者の方を意識したり接したりする機会も増えたように思うな。
飯島 実際に体験することで体が不自由な方々の感覚や気持ちの理解につながったし、僕らが当たり前にできていることが当たり前ではないことを知ったよね。だからこそ、今の社会に足りていないものや必要なものが見えてきた気がする。これは僕の経験だけど、電車に乗る時、電車と駅のホームの間に足が挟まってしまったことがあるんだ。健常者の僕でもそういうトラブルが起こるということは、しょうがい者の方々はもっと危険な状況にあると考えられるから、視覚や聴覚、手足が不自由な人たちでも安心して生活できる環境を整えたいと思ったんだ。
庵 僕も飯島君と同じように感じた。ブラインドウォークをしたことで、想像していたよりも点字ブロックや音の鳴る信号機が設置されていないことに気づいたんだ。街中の至るところに設置されたら、しょうがい者の方々が交通事故にあうリスクを減らすことができるよね。健常者もしょうがい者も暮らしやすい社会をつくっていくことが大切なんだと思う。
庵 しょうがい体験ではアイマスクをして視覚を閉ざした状態で歩くブラインドウォーク、パラスポーツ体験では車椅子バスケットボールに挑戦したよ。2つの経験をしたことで、「しょうがい」に目が向くようになったし、街の中にいるしょうがい者の方を意識したり接したりする機会も増えたように思うな。
飯島 実際に体験することで体が不自由な方々の感覚や気持ちの理解につながったし、僕らが当たり前にできていることが当たり前ではないことを知ったよね。だからこそ、今の社会に足りていないものや必要なものが見えてきた気がする。これは僕の経験だけど、電車に乗る時、電車と駅のホームの間に足が挟まってしまったことがあるんだ。健常者の僕でもそういうトラブルが起こるということは、しょうがい者の方々はもっと危険な状況にあると考えられるから、視覚や聴覚、手足が不自由な人たちでも安心して生活できる環境を整えたいと思ったんだ。
庵 僕も飯島君と同じように感じた。ブラインドウォークをしたことで、想像していたよりも点字ブロックや音の鳴る信号機が設置されていないことに気づいたんだ。街中の至るところに設置されたら、しょうがい者の方々が交通事故にあうリスクを減らすことができるよね。健常者もしょうがい者も暮らしやすい社会をつくっていくことが大切なんだと思う。

しょうがいへの理解が深まることで見えてきた「それぞれのサポートの仕方」
飯島 この間、通学中の駅で、視覚障害を抱えているご夫婦が盲導犬を連れているのを見かけたんだよね。ご夫婦は互いに声をかけながら歩いていたんだけど、盲導犬もちゃんと言葉がわかるみたいで、きちんと乗り換えの改札まで誘導していたんだ。
庵 盲導犬を見かける機会ってなかなかないよね。
飯島 うん、ご夫婦が目的地にたどり着けるか気になったから見ていたんだけど、コミュニケーションを取り合って行き先を把握しているみたいだった。しょうがい体験でゴールボールを経験した時も声をかけ合わないと仲間の位置がわからなかったから、言葉って大事なんだって実感した。
庵 そうだね。僕も通学の電車でたまに車椅子に乗っている方を見かけるんだけど、混んでいる電車でも車椅子を乗りこなしているし、周りの方々も手伝ったり場所を空けたりしていて、それぞれの思いやりを感じるんだ。次は僕もサポートしたいな。
飯島 しょうがい体験を経験したことで、盲導犬や車椅子に気づけるようになったし、サポートの大切さもわかったよね。
庵 自分にもできることがあるかもって思えるようになったよね。パラスポーツを体験した直後にパラリンピックの試合を観たんだけど、しょうがい者とは思えないほどのびのびとプレーしていて、人はいろいろな可能性を秘めていることもわかった。
庵 盲導犬を見かける機会ってなかなかないよね。
飯島 うん、ご夫婦が目的地にたどり着けるか気になったから見ていたんだけど、コミュニケーションを取り合って行き先を把握しているみたいだった。しょうがい体験でゴールボールを経験した時も声をかけ合わないと仲間の位置がわからなかったから、言葉って大事なんだって実感した。
庵 そうだね。僕も通学の電車でたまに車椅子に乗っている方を見かけるんだけど、混んでいる電車でも車椅子を乗りこなしているし、周りの方々も手伝ったり場所を空けたりしていて、それぞれの思いやりを感じるんだ。次は僕もサポートしたいな。
飯島 しょうがい体験を経験したことで、盲導犬や車椅子に気づけるようになったし、サポートの大切さもわかったよね。
庵 自分にもできることがあるかもって思えるようになったよね。パラスポーツを体験した直後にパラリンピックの試合を観たんだけど、しょうがい者とは思えないほどのびのびとプレーしていて、人はいろいろな可能性を秘めていることもわかった。

自分と相手の違いを責めるのではなく理解し合う社会にしていきたい
飯島 しょうがい体験やパラスポーツ体験を通じて、「多様性」について考える機会は増えた?
庵 増えたと思うな。しょうがいの有無にかかわらず、世の中にはさまざまな個性を持った人がいて、時に不自由を感じている人もいると思うから、その人の想いに寄り添う接し方をしていけるといいのかなって。自分と相手の異なっている部分を責めるのではなく、互いを理解していくことが大切だよね。
飯島 その通りだね。自分にとっての当たり前が他者にとっての当たり前ではないことを知ると、それぞれが楽しく快適に生活するために必要なことを考えやすくなると思ったな。
庵 まずは自分にできることを考えていけたらいいよね。体験を通して、他者を思いやることや共に生きることの大切さを学んだから、困っている人がいたら支えていきたいって思ってる。
飯島 そうだね。僕はパラリンピックにも興味が湧いたから、競技の面白さや大切さをもっと世の中に広めていきたいな。
庵 増えたと思うな。しょうがいの有無にかかわらず、世の中にはさまざまな個性を持った人がいて、時に不自由を感じている人もいると思うから、その人の想いに寄り添う接し方をしていけるといいのかなって。自分と相手の異なっている部分を責めるのではなく、互いを理解していくことが大切だよね。
飯島 その通りだね。自分にとっての当たり前が他者にとっての当たり前ではないことを知ると、それぞれが楽しく快適に生活するために必要なことを考えやすくなると思ったな。
庵 まずは自分にできることを考えていけたらいいよね。体験を通して、他者を思いやることや共に生きることの大切さを学んだから、困っている人がいたら支えていきたいって思ってる。
飯島 そうだね。僕はパラリンピックにも興味が湧いたから、競技の面白さや大切さをもっと世の中に広めていきたいな。
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